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製造者のお話2 ゆべしについて

☆岩手は北上のゆべし 

岩手県北上市以外にも、全国の地域でゆべしは食べられております。そんなゆべしのルーツはどこでしょうか?
我が故郷の岩手県北上市がゆべしのルーツだったらうれしいのですが・・・

たとえば「ゆべし」を調べるとします。


そうすると漢字で「柚餅子」と出てきます。こちらが一つ目になるんですが、それは主に柚子の産地である四国や東海近畿で食されていたものがルーツの様です。
柚子をくり抜いてそこにドロドロに溶かした餅粉と砂糖を流し込んで、冷えて固まったものが柚餅子です。
岩手は北上の菓だんで販売しているものとは少し異なりますが、「柚子の皮と果肉」を原料としておりますので、ゆずをくり抜いただけのものよりは香りと味がしっかりしております。


また東北各地でも「ゆべし」が食べられていました。二つ目の記述でした。
東北の方言で「食べよう」という言葉の「食う」と勧誘の「やるべし」との混ざったもので「食うべし」というものが残されておりますね。古い蔵書では東日本全体で同じような言葉が出てきますが、これが訛ったものとも言われております。

素材自体がくっつきあうので、からめもちとも言われ、縁起物としての贈答にも使われておりました。

「ゆべし」「くるみゆべし」どちらも今となっては各地の食習慣から調べる形となり、はっきり確実なことは言えませんが、農耕が全国各地でほぼ同じ時期に広がっていったように、人が集まればアイディアが出てきて、色々なものが食べられるようになって加工の方法もドンドン進化してきました。

現代では食べ物に添加物をたくさん入れて、虫もつかない・痛まない食品が数多く出回っております。
保存の仕方に工夫をこらして日持ちを伸ばすのは、廃棄物の減少にすごく役に立ちます。
でも、食品自体に添加物をたくさんいれて、痛まないようにするのは結局虫も食べないのですから、人間が食べて良いわけがありません。

菓だんではいたずらにコスト削減で添加物まみれの菓子を製造するのではなく、お菓子自体は添加物を可能な限りなくして、昔のように自然な美味しさを現代人の味覚に合うよう加工していきます。

ゆべしの切り落としは、成形の為に切ったはじっこ、くるみが少しはがれたもの、りんご、ゆずの果肉があまり入らなかったところなどを捨てるのではなく、通常商品よりお得にご利用いただくための商品として開発されました。

普段はゆべしの切り落としをおやつに食べて、贈り物は正規品で恰好の良いものをご利用いただく、普段の生活に多くのお金がかかるので、少しでも良いものを安くお届けしたいと岩手、北上のお菓子の菓だんでは考えております。
同じように思っていただける方が少しでもいらっしゃることを願って・・・・・